スタッフ日記

スタッフが各施設のニュースや日々の様子をお伝えするページです。

2010年8月05日(木曜日)

つぶやき?酒を唄う?

三月某日(土曜日)
 
「ヤシロさんの酒は、最初に飲んだ方がネ」(今日の銘柄は、「又兵衛」純米酒)
そしてHさんのスピーチがこう続きます。
「...来月も皆でおいしい酒が飲めるよう、あしたからの仕事を頑張りましょう。」
土鍋を囲み酒を口に含んだ仲間の顔は、とっても幸せそうです。
飲食中のなかまたちに「身体に気をつけて...」などと告げると「来月は鰹食えるげ」の問いかけに「鰹は五月に入ってからの方が無難だね」などと答えを返して帰途についた。
 
 
四月某日(土曜日)
 
刺身三点盛(鮪・いか・甘えび)、鶏肉のとまと煮こみ(レタス・パプリカ添え)、みそ汁(なめこ・とうふ・みつば)このような献立を前に七人の顔が揃ったところで、本日のスピーチ当番が「ミンナ、ナカヨクシテ、アシタカラモガンバリマショウ」
次の「乾パイ」は...そうです利用者七人中、六人がメタボリック症候群の状況を踏まえ、今月からビール、日本酒が外されたこともあって会話も激減し笑顔もみられない。いつも私が用意した日本酒を、私自身も飲みながらその銘柄、日本酒度などのうん蓄を傾ける機会もなく、すこしモノ足りなさを感じながらの退去となった。
隣接する住宅の桜が散り始め、門灯に映えている。
 
 
五月某日(土曜日)
 
鰹・いかの盛り合わせは、新しいにんにくで食が進んでいます。
先月から酒を断っている意志の強さを大いに誉めて、努力は必ず報われることを語り合っていると、「これからは蒸し暑くなってくるから、本日は冷えたビールが飲みたいんだよね?」「一生飲めない訳ではないんだからもう少し頑張っていくべよねぇ。」こんな会話で帰路につくが、今年始めて飲む生ビールはいつ頃か、などと考えている自身でもある。
 
七月には、冷えた缶ビールを前にしたらどんな表情を示すだろうか。実現させてやりたい気持ちはいっぱいあるんだよ。Hさん。

八代紀男

 
※八代紀男さんは、現、自由空間の施設長。
こだわりの料理人としても法人内では有名です。
マイ包丁持参で、2か所のグループホームで毎月1回ずつ腕をふるっていただいて、単調になりがちな生活に彩りを添えていただいております。

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