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社会福祉法人 エル・ファロの最新の情報を公開するページです。

3月23日、ロボットコミュニケーター吉藤オリィさんこと吉藤健太朗さんが自由空間を訪問。コミュニケーションロボットOriHime(オリヒメ)を披露していただきました。

オリィさんは、早稲田大学創造理工学部在学の大学生。小学生から中学生にかけての療養中、学校に行って友人と会えない寂しさを体験したことから開発したのが、病院や自宅にいながら、遠く離れた場所にいる家族や友人たちとのコミュニケーションを可能にするOriHime。

また、オリィさんは創作折り紙の天才でもあり、数々の作品を生み出してきたとのこと。なかまたちに「雪うさぎ」と「羽ばたく鳥」の折り方を伝授していただきました。

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オリィさんの助手を務める、福島絆プロジェクトで福島復興のために尽力されているふじけんさんのサポートで、なかまたちもOriHimeの操作を体験させていただきました。

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オリィさんは奈良県出身で、3歳のころから折り紙に親しみ、法隆寺で折り紙に関するボランティア活動を行っていたとのこと。奈良文化折紙会を設立し、折り紙文化を広げていらっしゃいます。折り紙は、国境を越えて人と人をつなげる素晴らしいもの・・・
折り紙についての想いを語っている間に、なんと手にはいつのまにかバラの花が!

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オリィさんと自由空間をつなげてくださった、福島絆プロジェクトに所属し、様々な分野でご活躍の中島さんとの会話を楽しむなかま。

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なかまたちに優しく折り方を教えてくださるオリィさん。真剣に取り組むなかまたち。

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かわいい雪うさぎとバラの花

OriHimeで人と人をつなぐ、みんなの希望の星、オリィさん、またお会いできる日を楽しみにしています。

2012年4月04日(水曜日)

インスタントシニア体験

3月3日に開催したエル・ファロ職員全体会議にて、インスタントシニア体験をし、自分たちの20年、30年後!?の将来の世界を垣間見ました。
社会福祉協議会よりお借りした高齢者疑似体験用具(手首足首のおもりや関節サポーター、視野を狭くするゴーグル等)を全員が装着して、高齢化に伴う身体機能変化の及ぼす影響を実感しました。

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― 2階へ上がってペットボトルに水を汲み・・・―
体がズッシリと重く、腕や足が思うように曲がらない・・・

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― 1階に戻ってコップに水を注いで飲む ―
思うようにペットボトルを持てない、指が曲がらない・・・

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― 横断歩道を渡って向かいの公園へ ―
杖と介助なしでは歩くのがやっと・・・

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― 車椅子でキューブに乗車 ―
バックは怖い、ドアを閉める時耳が痛い・・・
キャラバンやキューヴの操作方法も覚えました。

翌日以降、スタッフたちは全身の痛みを訴えていました。。。
高齢者や障害を持つなかまたちの気持ちを理解する、とても有意義な体験となりました。今後の支援につなげていきたいと思います。

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